新型コロナと闘うオリンピックへ

当初の緊急事態宣言期限だった11日の前日は、新たに4938人の新型コロナウイルス感染が確認されている。
結果として、日々の感染者が減ってきているとは言えない状況である。
この状況で、31日までに感染者数に変化を起こす条件が何かあるのだろうか。
おそらく何も変わらずに6月へ突入するのではないでしょうか。
だからと言って5月中に何らかのアクションが出るかと思うが、今までの対応からみれば沈黙のままただ時間が過ぎるだけで何も策は無い。
普通に考えて、1か月前ともなればアスリートはコンディションを最高の状態に仕上げておきたいと思います。
6月の日本が画期的に良くなっているとは誰も考えられないだろう。
ならば、東京オリンピックは、新型コロナに打ち勝つオリンピックに方針を変えなければならない。
つまり新型コロナに打ち勝つには、新型コロナと闘うオリンピックとならざるを得ない。

こういった状況で、安心、安全なオリンピックを開催するというが、国民が思うのは、本当にできるのか、どうやるんだ、と言うことだと思う。
オリンピックが近づくにつれて中止論が湧くが、すべての国民が、東京オリンピックは見たいと思っている。
なぜここで国民は、怒るのか。
それは今までの政府の何も説明しないやり方に怒っているだけなのだが、オリンピックは東京ではなく世界の行事なのだから国民を納得させなければ成功することも無い。
東京オリンピックは、新型コロナとも闘わなければならない大会となる。
誰もが思うことは、オリンピック開催関連で新型コロナ感染者が一人も出ない安心安全な対策を用意できているかと言うことだ。
この説明が、政府から全くないから信用していない。
しかるに東京オリンピックは、新型コロナと闘うオリンピックと思って開催していただきたい。
金メダルなんか要らない、新型コロナに打ち勝ったオリンピックが達成できた時に、初めて日本は金メダルを取ったと世界に言えるだろう。

さて新型コロナに打ち勝つオリンピックに向けて何が課題なのか。
まず、安心安全と言うが、人の大移動が伴う大イベントなのに、今の人流抑制対策と矛盾が起きるが、具体的な説明が全く無いので納得できない。
オリンピック会場を隔離して行うのかどうか知らないが、少なくとも医療関係者とボランティア関係者は、毎日会場の中を移動するが大丈夫か。
オリンピック関係者は、ワクチンを打たない、または打てないで参加する人が大半ではないだろうか。毎日が恐怖心とならないか。
今、国内で救えない人が日に日に増えているが、それは新型コロナ感染者以外の人にも拡がってしまっているのに、オリンピックをサポートできる余裕があるか。
一番国民が心配しているのは、医療関係者の健康だと思うのだが、そのことには何も触れない政治的オリンピック開催が不満の要素にも入っているのではないだろうか。

いずれにしても東京オリンピック大会は開催されるのだ。誰が何と言おうと東京オリンピック大会は開催する。誰にも中止とは言えないときが来てしまった。
日本国内では、いたるところすべて家庭内までも新型コロナウイルスは拡散されてしまって、あちこちで燻り始めているが、この火消しにはどれだけの長い日がかかるだろうか。
海外のアスリートたちの心意気はいかなるものか。

 


話はずれるが、今月は酒を求めて庶民の移動が起こる。注意しよう。(・∀・)

それからワクチン接種も間に合わないよ~(*_*)