選挙戦に現金給付公約は無駄

衆院選が終わってかなり日数が経つが、選挙公約に使った10万円で何度ニュースになるのか、時間と金の無駄にしか思えない。

 
どうしても困っている困窮者に給付すること自体は構わないと思うが、選挙に勝つために揃って選挙公約に使う必要は無いだろう。
 
その結果、今のようななんだかよく分からない状況になってしまった。
次の参院選では、そのような無駄な時間を無くすことも時間のデジタル化に他ならない。
 
年度末にクーポン券で給付する事務作業にしても企業も地方自治体もいろいろと忙しい時期であり、人事異動の時期でもあるので、そんなに暇ではないはずだ。
政府が給付事務をやるわけではないから、そんなことはお構いなしなのだろうが、そこには金と時間が無駄に消えていく。
 
それからクーポン券印刷業者は喜んでいるだろうが、何に使えるのか分からないものをもらっても単に消費するだけにもらうことになりかねないので、果たして困窮者の助けになるのだろうか、使わずに捨てられるクーポン券もありそうな気がする。
 
現金給付される方は期待しているだろうが、ほとんどの人は関係ないのでどうでもいいニュースとして見ているのではないでしょうか。
無駄な時間を消費したくないですからね。
 
 
 
無駄と言えばマイナポイントであるが、年配の方は電子マネーやクレジットカードが使えないので、マイナポイント還元は恩恵が無い、そして健康保険証も使えない医療機関が多い、銀行口座の登録もどこの口座を登録すれば良いか目的が分からないので、いつもらえるか分からない給付金専用空口座で良いのか、実際のところ年配の方は使わないだろうから年末補正予算もじゃぶじゃぶ余る気がする。
少しでも国の借金に戻してもらいたいところだ。
 
 
ところで新型コロナの影響で事業活動の縮小を余儀なくされた場合に、休業手当などの一部を事業主に助成する制度である雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金と言うのがあるが、政治団体も条件を満たせば、受け取ることができるという事実がある。今後の話題になりそうだ。
 
 
さて文書通信交通滞在費騒動は、決着するのか怪しいところであります。
そもそも○○費なのだから、費用なのであるから百万円使ったなら常識として領収書は必須でしょう。永田町は非常識だから要らない?そんなこと国民は言わないですよ。
請求しなくても使う予定が無くても自動的に毎月もらえるのだから、実質毎月の所得ですよね。そんな会社はどこにもない、何故国がやっているのか、無駄に国会論戦のネタになりそうだ。
 
 
ところで政府の財政赤字は増々膨らむが、基礎的財政収支プライマリーバランスの黒字化を2025年度に達成する目標がいつまで延長されるのか、無駄な金の使い方を検証しなければ借金膨張はエンドレスのままである。
 
 
話は変わり新型コロナウイルスは、全国感染者がずっと100人前後で推移しているが、これ以上減少しないのは何故だろうと不思議でならない。
新規感染者が出ることは、感染させる人が常にいるわけであるが、どこにいつまでもいるのだろうか、物の怪である。
一方でオミクロン株は世界50か国以上に感染が拡がっているが、今のデルタ株を消滅させなければ、オミクロン株がいつの間にか置き換わっている状況が来るのではないかと、勝手な空論を描いてしまうのである。
いずれにせよ、日々海外から入国者は入っているのだろうから、オミクロン株も自然に流入していても不思議ではないと思って行動したほうが良さそうだ。
 
 
今朝は雨が残っているが、低気圧が過ぎ去れば、しばらく晴れの日が続くようなので、運動不足を解消したいところである。