インド型と英国型の新型コロナウイルス変異株が合わさった新たなハイブリッド変異株

ベトナムで新たな変異ウイルスが拡がっている。
インド型の変異ウイルスに、イギリス型に含まれる変異が加わった変異ウイルスで、これまでより空気中での感染力がはるかに強いということだ。
緊急事態宣言の延長を行ったものの、インド型変異株とハイブリッド変異株が、6月以降ダブルパンチで世界に拡がったら、死亡者が急増することになりかねない。
とくに空気中での感染とあるが、おそらくエアロゾル浮遊の勢力が強くなっているのだろうから、もはやソーシャルディスタンスなんて通用しない。
公園で酒を飲むなんて、公園自体がエアロゾル密閉空間と思ったほうが良い。とにかく人が集まるところは、危険な空間になっている。
新型コロナウイルスも風邪に似た症状ではあるが、運が悪ければ入院できず、死ぬ運命が待っている。絶対に感染してはいけない。
まだ新型コロナウイルスの治療薬は、どこにもない。ワクチンを打っていても感染するときはする。
世界の感染が収まらないのに、日本だけ収束するという希望的観測に期待し過ぎは危険なことだ。世界レベルで対応が必要だ。

さて今の感染分析は、家庭内感染、施設内感染、友人知人といったところがほとんどであるが、結局のところ、ひとりの感染者がウイルスを持ち込み周りの人に移しているだけである。
毎日、新規感染者が出ているが、それはすでに巷にそれ以上の数の感染者がうようよしていることに他ならない。
巷に移す人がいるから、毎日新規の感染者が増産されていると思ったほうが理にかなっている。
だから先ほどの公園飲みも、広大な公園であっても一つのエアロゾル密閉空間と同じであるから、風も吹かなければウイルスは公園内に蔓延している。
その中にハイブリッド変異株感染者が一人でもいたら、果たしてどうなるだろう。ハイブリッド変異株は空気感染力も強いから、空気がよどむ公園内も最も危険である。
公園は一見安全に見えるが、木々が生い茂ると、湿度も上がるため、ウイルスのエアロゾルも長時間漂っていることになるので、マスクをしていても隙間から入り込むのは必至である。
とにかく感染してしまったら、運が悪ければ、死ぬのである。誰が死ぬかは他人ごとではないのだ。


話変わりワクチン接種前倒しであるが、高齢者対象のときは大半の人が自由人と予想するので、いつでも予約はすんなり決められると思うが、一般成人の接種はずっと先の平日の予約となると簡単に出来ないと思える。
現役世代の人は、仕事を休むのも一苦労するのが一般的だと思うので、必ず休めるかどうかも分からないから、当日キャンセルもかなり出るのではないかと予測する。
結局のところ、そう簡単にワクチン接種の進捗は進まない気がする。おそらく土日希望者が多発するのではないでしょうか。ましてオリンピックとかちあうから尚更進まない予感がする。
やはり今の突進する新型コロナウイルスの拡大と変異には、どう見てもワクチン接種が追い付かない気がするので、死にたくなかったら一人ロックダウンしかない。
もちろんワクチン接種を受けても感染しないわけではない、あと数年経っても世界中のどこかに新型コロナウイルスは変異と拡大を繰り返しているかもしれない。
やはりこの先ずっと一人ロックダウンしかないだろう。


今日は、月末で出勤者も多少増えるのではないだろうかと思うが、そう簡単にテレワークは出来ないし、経済社会だから月末が忙しいのは当たり前である。
人流作戦も限界があると思うのだが、本当にこれ以上人流を抑えるならロックダウンしかないでしょう。1か月間一歩も外へ出てはいけない。そんなの無理だよね。
いずれにせよ、蔓延しているウイルスに対抗するには、今のところワクチンしかないのが現実であるが、あちこち接種の手違いが起きている。
理由はシステム管理が出来ないことにある。そもそも接種券持たない人も接種が受けられる。何回も受けられる人がいる?となってしまう。接種券は確実に処理するべきである。
政府は、全国統一のクラウドシステムを構築して全国民の接種管理を行いたいと考えているが、これから作ろうとしているのに2025年には運用したいようだが無茶苦茶である。
課題がいっぱいあり過ぎる。
自治体の各システムを国の統一システムにすべて巻き取るわけだから、1日自治体の一つを移行(切替)作業したとしても何年もかかる。
そしてそれ以前に全国民のデータを取り込む最大級のシステムを構築する必要があるから、その辺のちんけな事業者に依頼することは安全性と信頼性から危険である。
一般社会でいえば、JRやNTTなどの公共システムと同等のシステム規模以上が必要と思われる。特にマイナンバーを取り込むのであるから、漏洩の危険性があるシステムなど間違っても作ってはいけない。
なのに実質システム構築期間は最大で3年しか見込んでないので、そんなシステム構築を引受ける事業者がいるのか、果たして見つかるのか?
自治体からの移行期間を考えたら、システム構築はもっと短くなってしまう。やれと言われて出来るかは、今の看護師不足と同じである。
今の若手に大型システム構築経験者は、そんなに多くない気がする。
プログラム自体は手分けすれば急がせられるかもしれないが、人手を多くかければそれだけデバッグも必要となり時間もかかる。
それよりもどんなシステムに作り上げるか誰が音頭を取るのか、それが一番問題である。なにせ全国システムだから、サーバと通信回線の用意とシステム仕様をまとめ上げるのは誰なのか、早く聞きたいものだ。
とにかくエラーだらけのシステムは作らないことだ、本当に税金の無駄使いだから。


最期に、ハイブリッド変異株は絶対もらうな。