デジタル庁が発足したね

9月1日デジタル庁が発足した。

とりあえず、デジタルの文字が付いた組織を作れば格好がつくのではないかというくらいにしか受け取れない。

そもそもデジタル庁は、何を担当する組織になるのか、発足前に概要を説明してほしいところである。

今の政府官僚の中に最先端のシステム構築やネットワーク構築を統制できる優秀な方がいらっしゃるなら期待したいところだが、今どきファクスを使っているようじゃあ、20年くらい遅れてますよね。

発足当初から職員の3分の1(200人)を民間出身で占めるようですが、人材をどのように選定するのか、丸投げは危険なので止めてもらいたい。

 


さてデジタル庁の仕事は何か。

たぶん政府の既存システムを統合するのが先決ではあるが、現状それは金がかかり過ぎて不可能だと思われるので、新たなシステム構築を考えているようですね。

では新たな政府システムを作ると言っても全国の全自治体にネットワークを構築しリアルタイムで政府データを更新や参照が出来るようにしたり、個人からアクセスが出来るようにしたりセキュリティの扱いをどうするか、その他にもどのようなサーバー構成にしたりとかハード環境の構築も必要ですね。

これを一から作ると言うことですから、単なる人を集めるだけでは何も前に進まなくなると推測するのだが、昨日の発足時点でどこまで準備が出来ているのか、どのような構想で進めるのか、気になりますね。

一番簡単なのは、最先端を走っている電気通信企業のノウハウを取り込めば間違いは無いのだが、時として聞いたことも無い企業が忍び込んでいることがあるので、何をどう進めていくのか説明が欲しいですね。

将来的に国民に何がメリットになるのか、知りたいところですよね。

今年度初めにマイナンバーカードが保険証として使えると言われたので、マイナンバーカードを作ったのは本人確認には使えるが、今は町の歯医者には使えないと言われましたよ。

もうすでに引き出しに入ってますよ。

 


とにかく政府システム構築には、膨大な金と人が必要なはずと思われるが、基本構想を誰がどう考えるのか、進捗をホームページに載せてもらいたいですね。

それを見れば、国民が何がいつ頃サービスされるのか一目瞭然ですからね。