成長と分配の好循環は理想的

今の日本が成長と分配を繰り返して経済発展していける環境にあるのか、まず前提条件が整っているのか、いきなり好循環の単語を出されても何ともピンと来ないのは理想論としか受け取れないからなのか、納得するには時間がかかる気がする。

 
今の日本は、人口減少と高齢化の進む国であり、高度成長期時代のように子どもがどんどん生まれ人口が増えて、あらゆる需要が増加した時代があって、生産力を上げるために労働力もどんどん投入されたため所得倍増計画などの言葉も生まれたが、そのような時代と比べたら日本の消費人口の減少に伴い国内需要が減少し、生産力もそれほど必要となくなるので労働力も低下して所得低迷時代の今の社会で、一部のIT事業分野を除き、そう簡単に日本経済が上向きになる前提条件があるのか知りたいところである。
 
例え新型コロナウイルス感染が落ち着いても新たなイノベーションを大々的に起こさないかぎり、成長と分配の好循環となる環境に今があるのか、懐疑的にしか捉えられないのは何故だろうと思う自分がいる。
 
国民が新内閣をどう見ているかはそれぞれであるが、衆院選の結果が占ってくれることに変わりはない。
 
ところで衆院選に向けて与党も野党も一人10万円支給の公約を掲げているが、
何で10万円なのか分からないし、今日の米も無い人には嬉しいだろうが、貰ったところで結局は税金で持っていかれるのだから、これ以上国の借金をどこまで増やすのか、説明が欲しいところだなぁと言いたいところではあるが、最後は踏み倒しですかね。( ´艸`)
 
 
今年、東北では昨年以上に米余り現象が起きていて消費者は安く買えそうだが、農家にも好循環はあるのだろうか、とにかく需要が無いから成長などあり得ないあろう。
東北でこんな状況だから、他県ではもっと最悪と想像する。
とにかく需要が増えなければ経済成長も生まれないだろうが、新型コロナで生活様式がガラッと変わってしまったから、新たなイノベーションは必要になるだろう。
 
 
 
昨日、全国で新たな感染者は369人確認となってきているが、これくらいの確率なら宝くじに当たるより難しい感じがしますが、気を引き締めて生活さえしていれば感染者ゼロは目前だと思うのだが、どうなんでしょうかね。
 
さて今のところ感染者は順調に減少しているが、酒解禁になってから10日が過ぎたところであるので、リバウンドが起きるとしたらボチボチ兆候が出てきそうな予感もしてきて、今週の感染状況が気になるところである。
万が一少しでも感染者が増えたら、何か対策をするのであろうか。
それとも昨年のようにただ眺めているだけなのだろうか。