緊急事態宣言下における体重管理

昨年の春頃から新型コロナウイルス感染拡大に伴い、私の会社でもリモートワークを推奨するようになり、今ではリモートワークが当たり前の勤務体系となってしまいました。
今でもリモートワーク推奨の風当たりはますます強くなってきていますが、私の会社は通信業界であることと、事務職であるため現場作業はほとんどありません。
ふだんはデスクでパソコンに向かって、資料作りやデータ入力などを行っているだけなので、すべて会社のクラウドコンピュータ(サーバ)の中で作業が出来ます。
平たく言えば、会社の席からもともとリモートワークを行っているので、インターネット回線が自宅にあれば、すぐに在宅勤務が出来ます。
結局リモートワーク勤務体系が通常の状態となっており、通勤定期代の支給は無くなりました。交通費は、その都度実費請求となっています。
この日々継続される緊急事態宣言が解除される日がいつになるかは未知であるが、リモートワークは継続するでしょう。

ところで、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、何が何でもリモートワークをやれと言う社会の風潮がありますが、すべての職種が私のような単なる事務職ばかりなのでしょうか。
例えば、建設業、運送業倉庫業、販売業、生鮮食品業などなど、自宅に籠っていては出来ない仕事がたくさんあります。
だからリモートワーク推奨と言いながら、リモートワーク不可能な職種の企業には倒産しろと言っているようなものです。
このまま先の見えない新型コロナウイルス感染拡大が続く限り、仕事が有っても無くても自宅にいる機会が多くなってきます。

すると誰もが気づいてくる体重増加があります。
四六時中自宅にいるため通勤時間もないし、つまみ食いも出来るので、自然に体重が増えていくことに驚いていませんか。
自宅にいるとほとんど歩くこともないので、何か月もリモートワークをやっていると、足腰が弱ってきていることも感じてきます。

現時点、緊急事態宣言下ではあるが、このまま体を動かさなければ、筋力低下や骨の老化などが進行して免疫力も落ち、新型コロナウイルス感染のリスクも大きくなるでしょう。
不要不急の外出はするなと言うけれど、やはり歩くことが健康維持の早道なので、今日は大いに歩いてきました。

場所は、西武秩父線芦ヶ久保駅からぶらぶらと目の前に見える山へハイキングしてみました。もちろん、おにぎりとビール持参です。
今日は、たまたま西武鉄道のハイキング日程と重なって、電車はハイカーでいっぱいでしたが、皆さん緊急事態宣言下の地域から遠出なんだろうなと思いました。
ハイキング開始からずっと緩やかな上り坂できついのですが、向かい側に武甲山が見えるので、だんだんに自分の目線の位置が高くなるのを感じて頑張ることが出来ました。
約4時間で目標としていたところへ到着、すかさず缶ビールを開けぐびぐびっと喉を潤したひと時でした。念のため、参加人数は3人です。
そのあとは、展望台で秩父盆地を一望してから下山し帰路へ向かうことには、両脚がパンパン状態ですが、少なくとも体重は減った感があります。
まだまだ続く外出抑制ですが、体重管理も一つの健康維持ですので、大いに野山を歩きましょう。
なお私は、3年前から変形性膝関節症でありますので、なるべく体重は軽くしたいところです。