呪われたオリンピックに新たな危機、海外メディアが懸念

オリンピック開幕早々、日本列島に台風が上陸しようとしている。

しかもこの時期に過去には無いコースの太平洋から日本海へ横断する台風は初めてだろう。

皮肉にもまさに東京を狙い撃ちするようなコースだ。

海外メディアが、東京オリンピック新型コロナウイルスに始まって、酷暑と湿度、そして運悪く台風8号直撃となるのだから、呪われたオリンピックと表現したくもなるのは当然だ。

しかもこの台風8号が嫌らしいのは、雨雲の範囲が北海道から九州まですっぽり日本列島が入ってしまうような大きさだ。

特に中心付近の雨雲は異常な発達をしており、明日から東京を直撃する危機が迫っている。

また台風の後ろ側に連なる雨雲も西日本へ局所的に大雨を降らせる可能性があり、日本列島全体がオリンピック観戦どころではなくなる恐れがある。

今日は、まだ台風8号は日本に届いていないので、平穏な状況であるが、夜になれば雨風の影響が出始め、明朝には大荒れの天気に急変していると予想されるので警戒が必要だ。

そして大荒れは、明日から明後日まで続きそうな予感がするが、理由は台風の渦が南北に楕円の形をしており、過去に見たことが無い変形性の台風なので、全く予想が出来ない怖さがある。

明日が呪われた日にならないよう願うだけである。

 

 

 

 

ところでオリンピックのテニス競技は、午前11時が開始ということだが、ふつうに考えてこの時刻からテニスを何時間も全力で行うのは、火あぶりの刑に処するようなもんだ。

 

本当にアスリートのことを思ってのオリンピックなのか、テニスをやったことがある人なら、35度もある気温のところで絶対にプレーなど出来るわけが無いと分かる。

 

テニスは、一般の競技に比べて試合時間が非常に長いので、熱中症で倒れる危険だって多分にある。

それくらい考えてあげなければ、おもてなしのオリンピックではない。

 

 

 

 

さてもう一つの危機である新型コロナの東京の感染者は1763人と、連休で検査数が少ないにも関わらず、増加状態である。

来週になれば、オリンピックなどのイベントや旅行など人の移動が多かった4連休中の感染者が加わってくるだろうから、専門家の言うとおり2000人の壁はたやすく突破されるだろう。

もうすでに予期したとおり首都圏の医療は逼迫状態にあるはずだが、テレビはオリンピック放送ばかりで急増中の新型コロナだが、大ニュースにもならなくなってきた。

ますます国民は、平気で外出し注意もおろそかになり、8月の夏休み期間は特に若い人が活発に移動するであろうから、お出かけには覚悟しておくことだ。

感染するのはお出かけする自分が悪いのだから。