感染は家庭内から学校内へ

夏休みが終われば久しぶりの学校生活と言いたいところだが、二年目となっても未だに緊急事態宣言の追加なんぞやっているんでは、楽しい学校生活は悲しいけど期待が出来ない。


今回は、デルタ型変異株新型コロナウイルスの感染拡大が予想されていたのだから、当然全国レベルで対策が必要なのは予期されたことであり、また感染拡大となった首都圏だけを緊急事態宣言の対象にしたこと自体も危機感の無さとしか言いようが無いのだが、いずれにせよ緊急事態宣言の乱発だけやっていれば知事は納得しても国民は納得しないのは明白だ。

そもそも感染拡大してから、緊急事態宣言を出しても蔓延しているのだから、ほとんど効果が無い。

さてこれからの問題は、報道には情報があまり出ないが、夏休み期間中に子供たちが家庭内で感染している事例がたくさんありそうな気がする。
約1か月間外出自粛をさせられテレビ観戦しろと言われ、家に閉じ籠るのは良いのだが、クーラーは24時間空気循環運転しているだろうから、誰かが感染してウイルスを持ち込めば全員感染ですよ。

そのまま第二学期の授業が始まれば、生徒の誰かが感染していても不思議ではない。
そんなに神経質になる必要は無いと楽観する輩もいるかもしれないが、確実な感染対策なんて一つも無いのだから、確実に感染しないような行動を取るしかないのだ。

ただ一番怖いのは、無症状感染者がいた場合は、気づかずに感染が拡がってしまう可能性が大きいので、やはり登校の最初に全員へPCR検査をしておくべきだ。
隠れ感染者は、検査しか判明できないので、クラスター発生ニュースに出たくなければ、検査を受けてから授業に入ったほうが安心できる。