借金だらけの地方財政、増える赤字国債

昨年度末の赤字地方債残高は53兆6千億円とニュースにあるが、行政サービスの財源不足を補う地方自治体の借金であり地方税収で賄えない現実があるようだが、穴埋めする国も財政難で地方交付税が確保できていない現実もあり、財政再建のスローガンは絵に描いた餅でしかないのではないだろうか。
 
個人としても借金を抱えたままの生活は何事にも良い方向へ進まないのが現実だと考えるのだが、税収が上がらないコロナ不景気の時代に国債ばかり発行していていつになったら財政再建が始まるのか、それよりも経済対策の国債発行で借金の積み上げはどんどん高くなるばかりになると思うのだが、監視役はいないのでしょうかね。
 
今18才以下の子どもに10万円給付予定としているが、実際にもらうのは親だろうから親が公務員や安定企業社員であれば生活に困窮していることは無いから、給付されてもとりあえず貯金しておこうというのが現実だと思うが、子どもの無い夫婦や失業者など他にも生活困窮者はたくさんいるところで、この10万円給付の意味は何なのか説明が出来ているのでしょうか。
 
また現金給付作業については、マイナンバーカードは口座登録が無いため役に立たず地方行政の仕事になると思うが、またまた人件費がかさむことになり赤字地方債残高増加になると推測するが、分配に伴う景気の悪循環の始まりになりそうに思えてならない。いつまで国債発行が破綻しない保証があるのか気がついた時には茹でガエルかもしれない。
実験では茹でガエルは無いそうだが。