東京都でデルタ株感染68人、全員海外渡航歴無し

今日の東京都のデルタ株感染者は、1日で68人もあったので、都内のデルタ株感染者は累積で231人にもなる。
つい先日は、数人であったデルタ株感染者が驚きのスピードで拡大していることは間違いない。
緊急事態宣言が解除された影響は大きいと思える。
何の事象についても言えることだが、増えるときは2倍、3倍、4倍~のような増え方ではなく、倍、倍、倍~と増えるのが普通だ。
明日は緊急事態宣言解除後の最初の週末であるので、人出は恐らく多くなるであろうから、デルタ株感染者は格段に増えるのではないかと危惧する。
当然ながら、感染は東京から全国に人伝いに拡がるが、それを食い止めることが出来ないことは既に我々は学習している。
都内は既に市中感染の渦の中に入ったと思って、食事に飲みに出かけたほうが賢明だ。出来るなら都内へは行かないほうが無難だ。
来週は、緊急事態宣言が解除されてから、2週目に入るがそろそろ人流増の影響が数値に表われてくるであろうから、注視していく必要がある。
東京の新型コロナウイルス感染者は、今は1日600人程度であるものの微増を続けているので、デルタ株の倍倍感染拡大が起きれば1日1000人の感染もあり得る。
遅いか早いかは分からないが、確固たる感染防止策も治療薬もないのだから、感染は拡がる一途をたどるしかないとあらかじめ考えておくべきだ。
ただ次の緊急事態宣言を慌てて出したところで、もうオリンピック開催日には間に合わない。
やはり新型コロナウイルスと闘う東京オリンピックになりそうな状況が近づいているような嫌な予感がする。
そもそも今度、緊急事態宣言を出す基準はどうなっているのか、誰が判断するのか、決まっているのだろうか。
まして国会は閉会中なのだ。選挙で頭がいっぱいだ。
来週末から再来週にかけてが、東京オリンピックの運命を決めるときになりそうな気がする。すべては感染状況が教えてくれることだ。

さて天皇陛下のご心情を拝察すれば大方の国民と同じだと思うのだが、政府関係者はそのままスルーで終わらせてしまうのでしょうね。
東京オリンピックパラリンピック天皇陛下は名誉総裁を務めるのだが、それで済まされてしまうことが果たして出来るのだろうか。
それはデルタ株だけが知っている!