緊急事態宣言が解除されたらどうなるか

国内の新型コロナウイルス感染者は19日、新たに1520人が確認された。
この人数を覚えておこう。

緊急事態宣言が解除されて、この人数がどうなっていくのか皆さんが予想するのも今後のウイルス感染分析に役立つのではないかと思う。

結果として、感染の拡大、変化なし、減少のどれかしかない。

可能性が大きいのは、感染拡大であるが、宣言解除で何がいけないのか、あらためて分析を行えば、その効果は大きいものになるのだが。

変化なしの場合は、宣言が出ても出なくても関係ないのでは?となるが。

もし減少したら、笑ってしまうが、もっと徹底分析ともっと真面な対策が必要になるのでは。

今回のオリンピック開催に向けた緊急事態宣言の解除が、どんな結果をもたらすか、興味深いところである。

大方の人は、感染拡大を予想しているだろうが、今月は大型連休でもないし、夏休み前でもあることだし、極端に感染増加するといった時期ではない。

だから、今回のターゲットは、酒に絞られる。

ただ酒の提供には、時間的制約など厳しい規制となっているので、これで感染が抑えられた場合、このまま続けようとなったら飲食店はバタバタ倒れる。

今の酒提供条件では、全く商売にならない。

やはり客が入らなければ利益が出ない、酒が無ければ粗利が出ないのが客商売である。

いつまでも今の酒や時間規制の対策では、営業再開できない飲食店も多数あったり、オリパラ期間中でも前向きに営業できる雰囲気もないだろうから、ますます飲食業界は生活苦の人が多くなる。

この緊急事態宣言解除から今年の冬に向けた対策のヒントが何か見つけられるかもしれない可能性があると思う。

規制を緩めるのだから、何かしら変化が現れるはずである。

だから専門家と政府は、国民から指摘される前によく観察を行ってしっかり分析して動いてもらいたいと願うだけだ。

そうしないと、ますます政府の支持率は下がるしかなくなる。

オリンピック開催の支持率は上がるが、開催に賛成して上がるのではなく、中止できず諦めでしょうがなく上がるのであるから、勘違いコメントしないよう注意が必要だろう。

とにかく宣言解除されても巷には感染者がうようよいると感染者人数が語っていることは明白なのだ。

果たして1か月後はどうなっているのだろうか。