13日期限の3県、まん延防止等重点措置を解除

法的根拠がなくなることから酒の提供自粛は解除される見通しである。
しかしどのような形で営業ができるのか商店街の皆さんが大変不安に思うとのこと。
ならば、6月20日のときは、どうなるのか。
酒の提供は?、時短は? 
また新たな課題になりそう。
 
 
 
さて昨日、東京都は新たに440人が新型コロナウイルスに感染している。
先週の水曜日は487人から47人減って、27日連続で前の週の同じ曜日を下回っているようである。
年代別では以下のとおりである。
 
10代以下が39人、
20代が135人、
30代が96人、
40代が72人、
50代が54人、
65歳以上が29人
 
これを見ると20代30代が多いなぁというコメントになろうが、気になるのは10代と65歳以上である。
まず65歳以上は、現役世代ではないから、出かけることは少ないと思うが、施設関係を除くと家庭内か、それとも他にあるのか。
それからふだん10代以下の感染者のニュースは、あまり聞かれないが、実際には感染者は割と多くいる。
現役世代は、仕事上不特定の人と接することがあるから、感染リスクも多くなるだろうが、10代以下では不特定の人に会うことは比較的無いはずだが、これも感染ルートは家庭内か。
65歳以上は、単独生活だから、感染拡大の心配はないが、10代以下は学生や子供たちであるので、友達どうしの接触は自然とある。
今のところ子供たちへのワクチン接種の予定はないわけなので、今後子供たちへの感染リスクは高まるのではないかと推測する。
最終的に家庭で誰かひとり感染してしまうと、全員が感染してしまう危険が多分にあるわけで、同居者全員の行動管理がこれからは重要であろう。
もし感染してしまってから、世間でよく言われる軽傷だったという悪い噂とは違ったと後悔しても手遅れなのである。
 
 
さてあと10日で緊急事態宣言が解除できるだろうか。でも表向きは解除しないとオリンピック開催は風当たりが強くなる。
いずれにしても、オリンピック・パラリンピックの期間は、3か月もあるわけだから、開会式時点は感染者が少なくても大会途中で次の大きな波が来ることは予想される。
そして今、インド型変異株も水面下で拡がっている可能性は無いとも言えない。全数検査で調べなければ分からないわけだから。
結局は、このまま新型コロナと闘うオリンピック大会に突入していくのだろうか。
とにかくオリンピック開催で医療界が心配するのは感染拡大の対策だが。