梅雨前線が日本列島に横たわるので大雨に注意

7月に入り南下していた梅雨前線が太平洋高気圧から吹き出した暖かい風に押し上げられて本州から九州にかけて横たわっている。
沖縄は、梅雨前線が北へ移動したため大雨の心配は無くなったが、これから1週間くらいは日本列島に大雨を降らせる気圧配置となる。
太平洋高気圧が3日前よりかなり西へ張り出してきているので、カナダで史上最高気温も出たくらいの高温の気流が勢いよく日本へ流れ込むため突然の大雨が予想される。
特に線状降水帯も出現しやすい雨雲が次々と発生するので、空が暗くなってきたら外出はしないほうが良い。
それから数日前は北アメリカ大陸が熱波に襲われていたが、現在はアフリカの北部が広範囲に高温状態になっている。
ちょうど梅雨が明ける頃に日本へ熱波がやってくる可能性がありそうなので、梅雨明けしたら熱中症に警戒が必要だ。

警戒と言えば、緊急事態宣言が解除されて、2度目の週末がやってくる。
昨日は、新型コロナ感染者が全国で新たに1754人確認された。
東京では、673人で前日の714人よりは少ないが、確実に感染のステージは上がってきているので、1日1000人も先の話ではない。
今は、平日の昼間帯でも人出は多い、新型コロナで密を避けている影響かもしれない。
ここで人出が多いからワクチンも打ったし生活も通常に戻ってきたと勘違いされる人もいるかもしれませんが、日に日に市中感染が拡大してるのは明白だ。
緊急事態宣言が出たとしても収束期限のないウイルスを消滅させることは出来ないだろうし、店舗休業を継続させるほどの予算もないだろうから、自己防衛しかない。
とにかく7月は、感染したら医療機関に断られる危険性は大いにあり得る。
夏休みに向かって人の動きも変わる、海外から外国人も大勢やってくる、隠れウイルス感染者もどんどん増えるだろうから、外出しても人混みの中へは行かないことだ。
特に夜間の人通りの多い道では、ウイルスのエアロゾルがうようよ浮遊している危険もある。
人が歩く後ろ側には乱気流が起きるからエアロゾルが溜まりやすくなるので、人に近づかないことである。
2度目の週末は、感染者の急上昇が予想されるので、一層の注意が必要だ。