空気感染してるやろ

昨年、新型コロナウイルスが出始めた頃、空気感染はしないという情報が最初に発信された記憶を覚えていないだろうか。

感染経路は、接触感染と飛沫感染を注意すれば安全だと言う意見であるが、インフルエンザの対策を調べてみると違うだろうと思えてくる。

同じウイルスなのだから、インフルエンザウイルス以上の対策が必要なはずだが、今の感染爆発を見るかぎり対策の方向が間違っているとしか考えられない。

感染ルートには、①飛沫感染、②接触感染、➂空気感染があるが、新型コロナでは➂空気感染を無視したため、誤った認識を国民に植え付けたのが原因だ。

①は咳やくしゃみからウイルスを含む飛沫が飛散して、それを吸い込み粘膜に付着し感染する。
②は皮膚や粘膜に直接接触、あるいは間接的な接触により感染する。

以上が新型コロナウイルスが感染する原因と世間には広まっているが、現状の感染状況から考えれば間違った認識だ。

今は、咳やくしゃみをする人はいない、手洗いと消毒もやっているから、感染するはずは無いのだ。

しかし現状は、どんどん離れた方向に拡大して止まるところを知らない方向に向かっている。

ただ言えることは、感染する人と感染しない人には、確実に認識の違いがあると推測する。


インフルエンザウイルスに関する情報を調べると、➂空気感染もあり得ると書かれている。

➂は飛沫水分が蒸発乾燥して、小さな粒子である飛沫核となって空気中を浮遊しているが、それを吸い込み感染する。対策は強力な換気だ。

通常言われているエアロゾルがそれだ。

空気感染は、関係省庁においては、一般的に起きるとする科学的根拠がないとされているので正式な発表がない。


しかし人が密集した街中を長時間歩けば、無症候感染者のあとにくっついて歩いていることもあるだろう。
ましてこれだけまん延してしまったら、周りの人は皆感染者かもしれない。
そのくらい用心して、出かけることが必要なはずだが、認識できている人は、感染しない人だと予想する。


一度海外の諸外国へ目を向けてみることだ。
なぜ一日何万にも感染するのか、①飛沫感染、②接触感染だけで、そんな状況になるとは考えられない。
そこには、➂空気感染である空気中に浮遊するエアロゾルウイルスを毎日吸い込んでいるからと考えたほうが納得できる。


➂空気感染は、科学的根拠が無いとされているが、科学的根拠が無いと言う科学的根拠があるのか、と聞きたい。
誰が言ったか、そのエビデンスとは何かを説明してもらいたい。

 

さて、ここから対策を考えたいと思っているが、大前提として誰も人がいないところに住んでいれば、感染することは無いはずだ。
ウイルスは人からもらうから感染するだけだ。
だから人に近づかなければ良い、もう少し正確に言うと、人の息を吸わない、つまり浮遊するエアロゾルウイルスを吸い込まないことだ。

空気感染と言っても、畑や田んぼの真ん中で感染はしない、だからマスク着用なんて1日不要だ。

問題は、人が集まり行列ができるほどの街中は、人が吐く息が街中に充満しているから当然感染者がいれば、エアロゾルウイルスを吐き出しているので、ショッピングなど長時間入れば感染するだろう。

今は、毎日検査に引っかかって20,000人超の陽性者が見つかると言うことは、巷には何万人の無症候感染者がいると思っても不思議でも大げさでもないと考える。


しかるに対策があるとすれば、そのような場所へうろうろ行かない、人に近づかない、これだけである。ワクチン接種なんていつになるか分からないのだから。

 

ところで間もなくパラリンピック開催でブルーインパルス飛行があるが、またまた人は出かける。出来れば大雨で中止になって欲しい。
ブルーインパルスは入間航空祭で観ればよい。

そしてあと10日で夏休みも終わるが、今は子供仲間で感染が拡がっている。昔もはしかや風疹など幼稚園から子供が感染してくるので親も感染してしまう。

9月の始業式以降は、学校内に無症候感染者が新型コロナウイルスを持ち込み感染拡大する可能性が大きい。
全国に何千という学校があるだろうが、全く感染者が出ないことは考えられない。今は子供たちにグーンと感染が拡がっているのだから、9月は学校対策が必要だ。

 

昨日も感染者数が更新されているが、全国で30,000人突破もすぐに到達しそうだが、それ以上に増える可能性があるのが恐ろしい。

どんなにワクチン接種を急ごうが、今のままではウイルスのスピードには追い付かない。

そして今から、医療体制の構築なんて、医者と看護師の人数は有限なのだから、どこまでも増強なんて簡単に出来ない。

結局は、国民一人一人が防衛体制に入らなければ、感染者となるだけなのだ。

 

ただし今感染すれば、自宅待機で放置されて命を落とす運命になると記憶しておいたほうが諦めがつくかもしれない。


もし感染したくなければ、空気感染に気をつけて、人に近づかない生活をすれば何も心配はいらない。

 

 

 

自論をまとめるが、
街中には人が吐く息で、常時エアロゾルウイルスが空気中にうわうわ浮遊しているので、そこに長時間入ればそれだけ大量にウイルスを吸い込むことになる。
少しのウイルスなら影響ないが、大量に取り込んでしまえばワクチン接種していても体が負けてしまい、感染してしなうのだ。

今感染すると、天国か地獄か切符を渡されるかもしれない状況なのだから、感染したくなければ、人に近づかない、人が近づいたら息を止める。
これだけだ。
とにかく人の近くには、エアロゾルウイルスが吐き出されている。警戒せよ(*_*)

 

 


さて、飲食店の対策は、どうすれば良いか。
答えは、簡単だ。
強力な換気しかない。
エアコンはだめだ。空気をかき混ぜるだけだから感染を拡げる。

私が立ち寄る焼き鳥屋は、入口が昔の長屋のような引き戸なので、ガラガラと開けっ放しにして、扇風機を何台もガンガン回して換気をしている。
換気というよりも排気が大事なのである。
これで感染するはずが無いと焼き鳥に噛り付くのである。
早く先入観の対策を止めて、酒を解禁してもらいたい。
大事なのは、空気感染対策しかない。