新型コロナを封じ込めなければ景気はしぼむ

今の社会、最大の問題は新型コロナウイルスの拡大にあるが、首相退任により完全に感染拡大防止対策リーダーがいなくなる。

そもそも感染症対策の判断を政府が決めること自体が間違っているだろう。
専門家という人たちがいるなら、専門家の意見に従って対策を行わなければ何も良い方向に進まないと思える。

まず今までの新型コロナ対策は、様子を見て何かが起きてから検討して、それから予算がどうのこうのと動き出すが、予算が確保されてから実際に行動するのはその後だから、1か月やそれ以上先の対策になるので、もう手遅れしかないのであり、
後手後手政治としか言われなくなるのである。

次期首相が誰であろうが、新型コロナ対策に空白の時間を作ってしまうと、一層感染爆発に繋がっていく可能性があるので、専門家に権限を与える必要があると考える。

間もなく新型コロナウイルスに翻弄された2年が来てしまいそうですが、このままの状態ではあっという間に3年目に入ってしまうので、テレワークが出来て給料をもらえる人は痛くも痒くもないが、商売の人たちは飢え死にする思いが続くと想像したら、黙っていられないと推察する。

今、保育園、認可保育所認定こども園などの保育現場で、保育士ら職員と利用乳幼児に感染が拡大しており、休園に追い込まれているので、親たちが仕事に行けない事態にもなりかねない。

このままでは、ますます新たな事態が生まれてくる社会に変わっていることに気づかなければ、まさにゆでガエルとなって命を落とすことになる。

次期リーダが誰でも構わないが、新型コロナ対策のプロは1人もいないのだから、自分自身の行動を考えるしかなく、感染したくなければ人に接近しなければ良いのだ。

 

昨日の東京都の新規感染者は2539人となり、前週の金曜日と比べ1688人減少しているが、地方の他県では減少しているとは言えない。

東京都の新規感染者は年代別で、19歳以下513人、20代666人、30代474人、40代405人、65歳以上146人となっており、20代以下が増加していることが、今後の感染拡大に火種とならないか心配される。

もし若年層の感染拡大が始まったら、酒提供の禁止対策など何の効果も無いわけで、そろそろ飲食店から暴動が起きてもおかしくないと思ってしまう。

これから冬に向かって室内にいる時間が多くなるので、感染リスクは何倍にも拡大し、インフルエンザの時期になれば昨年のように旨くいくとは限らないので、大慌てになることも予期しておかなければいけないだろう。特に医療体制がここでも逼迫するのが予見できそうだ。

現状でも高給料を出しても医師が見つからない状況なので、今から備えることは山ほどあるのだが、新型コロナ対策の統制者が不在のままでは波乱の年末を迎えるだろう。 

 

 

さて今の問題は、9月12日の緊急事態宣言解除期限ですが、解除できるはずもなく延長になるのだろうが、期限を切った緊急事態宣言はどんな意味があるのか理解できない。

期限を切ることは、そこで新型コロナ対策が終わることを意味しての上だと思うが、そのエビデンスは全く何もないのだから、何となく緊急事態宣言を出しているとしか国民は受け取れない。

とにかく巷に無症候感染者がうようよいる状態では、おちおちと街中を散歩も出来ない状況なので、ワクチン接種よりも検査体制を強化して陽性者を自粛隔離にもっていく習慣を一般化していくしか、以前の生活に戻ることは出来ない。

無症候感染者を増殖させるような生活様式では、一向に感染者は減ることはないし、無症候感染者がいることで街の賑わいも消えてしまっているので、景気が良くなることは永遠に来ない。

無症候感染者がいるかぎり、陽性者は自然発生してくる仕組みが出来上がっている。

しかるに無症候感染者の撲滅に金を思いっきり使うべきだ。

 

 

 

さて話は怖いほうへ移るが、現在新たな変異株が国内で確認されていて、ペルー由来のラムダ株、コロンビア由来のミュー株、の2種類あるが、国内感染はオリンピック開催前の頃だと思うが、政府公表が隠していたと思えるほど遅い。

この1~2か月の間に拡散していたらどうするんだと怒るところだ。

このまま行ったら、日本も世界と同じように毎日何人もバタバタ死人が出ることになるかもしれないと、想定外だらけのこのご時世だから、真剣に考えるべきだ。

本当に日本政府は、新型コロナウイルス対策を甘く見ているから、一向に解決に向かわないわけだ。

首相なんか誰でもいいから、新型コロナウイルス変異株の怒涛を食い止めなければ、退陣では済まないぜ。