有権者の動向をつかめない衆院選

実際のところ大半の有権者はどこのだれに投票してよいか困ってしまっていると予想する。なぜなら支持したい候補者がいないことだ。
 
もともと支持する候補者がいる人や労働組合などの組織推薦候補者がいる人なら悩むことも無いだろうが、この衆院選の公約では、まず新型コロナ対策が最大課題であり、次に財源を考えない経済対策などの他何でもかんでも並べているところが、与野党のどちらも変わり映えの無い公約の羅列としか見えないので、有権者も冷めていると見える。
 
それに反して期日前投票が増加しているのは何故だろうと思うが、折角の行楽解禁の日曜日だから投票所に行っている場合じゃないから期日前に行っているだけだろうから、日曜日の投票率は下がるだろうと予想する。
 
投票率が上がるとすれば無党派層の動向であるが、これだけ違いの無い公約を並べられると無党派層が投票所に足を運ぶのは期待できそうも無いから、それなりの投票率となるだろう。
 
そもそも財源不明の公約を聞かされても税金を払っている有権者は、本当に出来るのかと疑問に感じるだろうし、現金が今すぐ欲しい人でもすぐもらえるわけでもないし、投票用紙に書くまで誰を入れるか考える人もいるのではないでしょうか。
 
結論として、与党か野党しか無いんだけどね。(´艸`)
 
新政権では、真面な国会討論中継を見たいところである。