まん延防止等重点措置は実質的にロックダウン

オミクロン株とデルタ株は明らかに性質が違うが、結局のところ昨年と同様の対策しか思いつかないのは誰がやっても同じだろうから、そこに文句を言うつもりはないが、まん延防止等重点措置により飲食店は休業状態となっているので、結局はロックダウンをやっているようなものだ。
 
そのうえ証明書が無ければ飲食店にも入れないし、時間短縮で落ち着いて食事もできないのであれば、わざわざ外へ出かける気にもならないから、飲食店街はロックダウン状態と変わりないのではないかと思える。
 
繁華街へ出かける人がいなくなれば、オミクロン株感染も減少するのは当然であろうが、人流抑制、人数制限、結局のところ外へ出かけるなと言うことなのだ。
 
ただ一部の飲食店は通常営業を行っているので感染は拡がるだろうから、まん延防止等重点措置の効果は限定的とならざるを得ない状況になってしまうのではないかと思える。
 
また証明書を入手するためにPCR検査を受ける人が殺到するだろうから、検査数が増えれば陽性者数も必然的に増えることになるので、比較的早く感染者数のピークに達することが推測できるが、だからと言って感染がピークアウトするわけではないから、まん延防止等重点措置が解除される時期がいつになるかは不透明としか言いようがない。
 
やがて街はゴーストタウン化となりシャッターが閉じたままの店舗があちこちに見られるようになることも想定外とは言えないかもしれない。